僕の受験の話。



おはようございます。朝、通勤通学で人が詰められるだけ詰められた電車の中でブログを書きます。スタバでキャラメルマキアートを飲みながら書きたいです。携帯じゃなくて、Macで。




今日はあまり面白くない普通な僕についての話の中ではわりと内容が濃くおもしろい話になると思います。大学受験の話です。




僕は菅田将暉が通っていた池田高校という高校の出身です。これは大学で初めに友達を作る時にとてつもない武器になりました。しかも1番はじめに話しかけてくれた友達は菅田将暉大好き人間という奇跡でした。




まあそれは置いといて、いきなり話を進めると、高校に入った頃の実力テストで国語の順位が394/400とかだったんです。周り賢すぎへん?と思いました。入る高校間違えたなぁとも思いました。ていうか自分のアホさに衝撃を受けました。




自分ではっきりと言えますが、僕は努力して成績を上げていくタイプです。元々の才能やセンスは一切ありません。本も読む習慣がなくて話すのもうまくありませんでした。今もうまくないですけど。。そんな僕は"実力テスト苦手人間"でした。でも"定期テストわりといい人間"でした。こういうタイプの人、いっぱいいると思います。でもなんか泥臭い感じがしますよね。僕からすれば、"定期テストあんまり取れへんけど実力テストはなんかいけちゃう人間"  は、かっこよくてたまりませんでした。




まあすなわち何が言いたいかと言いますと、僕は定期テストやらなんやらで努力を積み重ね続けて、数学だけで見れば学年2位ぐらいの成績にまでなったんです。めっちゃ間とびましたけど。



でもそれで受験がうまくいくってことでもなくて。受験の時期は辛かったです。最後まで点数が上がりませんでした。10月ぐらいに受けた模試の点数が悪すぎて、家に帰ってリュックをおもいっきり床に投げたこともありました。母親はびっくりしてました。弟もその様子を見て固まってました。飼ってるうさぎもびっくりして檻の中を駆け回りました。父親は東京で単身赴任してました。




センター10日前に受けた直前模試も目標点マイナス150点ぐらいの点数やったと思います。そこから10日間はあんまり記憶がありません。多分めちゃくちゃ勉強したと思いますけど。記憶がないんです。脳が壊れていたかもしれません。




結果的にセンターは奇跡の81.5%でした。もちろん1回もこんな点数を取ったことはなかったです。めちゃくちゃ喜びました。母親はお寿司を買ってきました。まだ終わってないのに。




その後、完全に気が抜けた僕は勉強をしていてもなんかあんまり身についていないようなそんな気がずっとしてました。身についてなかったと確信したのは前期試験を受けた後です。確実に落ちたと思いました。あの時のどうしようもない感はやばかったです。もう狂う元気もありませんでした。




そこから怒涛の追い上げが始まります。周りは前期入試終わって受験終わり〜みたいになってて一緒に終わり〜ってめちゃくちゃ言いたかったんですけど、必死にペンを動かしました。幸い、後期は数学だけの受験だったので意外と苦じゃなかったです。




後期入試当日。周りに前期神戸落ちの人がいるのかどうか。それだけが気になっていました。その時は目がおかしくてどんな人も前期京大落ちにしか見えませんでしたけど。




問題は難しくて、普通に落ちるやつや〜と思ってました。全然できなくて、私立も受けてなかったので浪人生活を覚悟していました。予備校も探してましたよ。四谷に行こうとしてました。"駿台はなんか嫌" がその時の僕の口ぐせでした。




後期入試結果発表当日。確か10:00に発表やった気がします。もちろん大学へ足を運んでなんかいません。トイレで携帯を触ってました。気がついたら9:58とかでした。落ちてるやろ〜とか思っていたのに急に心臓がうるさすぎて死ぬかと思いました。10:00になり、結果を見ると見慣れた5桁が並んでいて、自分の受験番号だと気づくのにリアルに10秒ぐらいかかりました。




合格したかどうか40回ぐらい受験票とネットをにらめっこして、母親に電話で連絡。ここではまだトイレの中です。受かった!!!と報告すると弟がトイレの扉を開けてびっくりしてました。いやこっちがびっくりするねんけど。母親は泣いていました。その晩はお寿司でした。お気づきかもしれませんが、僕の好きな食べ物はお寿司です。




受かったことをTwitterで投稿して、かつてないほどのファボをもらい、たくさんの方からのお祝いメッセージを受け取って、僕の受験は終わりました。




なんか合格体験記みたいになりましたね。でも自分の合格体験記を読んでもらいたいっていうのはずっと思っていたことなんです。こんな劇的な受かり方をして、学校でも先生から割と好かれている生徒だった気がするのに、合格体験記書いてよ、っていう依頼が高校から一向にきませんでした。意味がわかりません。




まあ何はともあれ、周りの方々のたくさんのサポートのおかげで、僕は今こうして神戸大学に通うことができています。関わってくれた全ての人に感謝しています。こんないいブログを朝から書いている大学生って最高ですね。




と、長くなりましたが今日はこの辺りで。



大学の皆さんへ

僕はここで明かした通り、前期落ち後期受かりというある意味、天才的な逸材です。前期で落ちたからあいつはバカやと思わずに、前期も後期も神戸を受けたというメンタルを評価してほしいと思います。そして後期受かりという情報だけ取り入れていた方、すみません。京大落ちでも阪大落ちでもありません。神大落ちです。思う存分バカにしていただけたらと思います。




では!!